使い始めの時、何年も使ってエラーが出た時など困った経験はあるのではないでしょうか。
何年も使っていればエラーが出たり、エラーが出ていなくてもお湯が出ない、機械から水が漏れている。
この状況が遅かれ早かれ絶対でてきます。
そんな時にどのように対処すればいいのか? 応急で何とかならないのか?
これらの疑問についてこの記事では記載していこうと思います。
1.電源リセット
最もよくしてもらう方法がこの電源リセットです。
色々なサイトにもよく書いてありますし、取扱説明書にも記載されているかと思います。
ご存じの方が多いと思いますが、とても単純でエコキュートのタンクにある電源ブレーカーを切って電源を落とし、再度ブレーカーを入れて電源を入れる動作です。
文字で見ると単純ですが、そのブレーカーがどこに付いているのかすぐには想像できないと思います。
メーカーによって多少の差はありますが大体がタンクを正面から見て、中段あたりに指で回す事ができるネジがついており、ネジを緩めた後に開くことができる小窓がついています。

赤色で囲っている部分の小窓を開くと右の画像のようなブレーカーがあると思います。(画像のブレーカーは電源OFFの時)
参考にしてください。
簡単に言うとこのブレーカーを切って、再度上げるだけですがここで注意していただきたい点があります。
文字通りの電源のリセットを実施すると、ブレーカーを落として間髪入れずに電源をONする人がほとんどだと思います。
経験談ですが、ブレーカーを切ってすぐに電源をONすると不具合が何度か起きた事があります。
滅多にある事ではないのですが、機械的には良い事ではないと考えています。
ブレーカーを落とした後は10秒くらいの間を置いて、電源を入れるようにお気をつけください。
1-2電源リセット後の注意
電源のリセット後に注意する点があります。
それは時間設定です。
エラーが出て電源のリセットを実施後に台所リモコンで、時間設定をする場合と通常通りいつもの画面になっている2パターンあります。
時間設定する場合には現時点での時間で合わして、通常通りの画面でも現時刻と差異がないか確認をしてください。
この時間設定を見落としていると大きな損になってしまいます。
これは電源リセット云々に関わらず大切な事なのでこの記事を見た方は台所リモコンでの確認をお勧めいたします。
2.エコキュートからの水漏れの時
エコキュートから水が漏れている時、少量であればそもそも気付く事が困難です。
ただ、見てすぐに気付く事ができる水漏れだと、音を立てて水が噴き出ていて、機械の周りが凄く濡れている状態の時だと思います。
水道メーターも常に回って放置しておくと水道料金も上がっていきます。
とりあえず一旦その水を止める方法としては、エコキュートへ繋がっている給水配管の止水栓を閉める事です。
もちろん水道メーターの横にある元栓を止めても水漏れの勢いは収まります。
ですが、元栓を止めると家全体の水が止まってしまいとても不便です。
最初のエコキュートの施工会社にもよりますが、基本的にはエコキュート単体の止水栓があるので、その弁を閉めて水漏れを緩和してください。(エコキュートへの止水を行う時は電源を消しておく)
エコキュート単体の止水栓はタンク下カバーを取ったら付いてるケースもあれば、タンク付近の給水管に付いているケースもあるので、見つけるのは大変かもしれません。
うまく止水できても、電源を切っていたり、エコキュートへの給水を止めている事になるのでもちろんお湯は出ません。
一時的な処置にすぎない為、すぐに修理を依頼してください。
まとめ
普段使えている物が急にエラーが出て使えなくなったり、水が噴き出て漏れたりするととても慌てる事だと思います。
イレギュラーな事が起きると分からない事だらけで、何をすればいいのかすぐにでも分かる人に聞きたい方が多いはずです。
キユウトーテクノ株式会社では、お問合せいただければ時間を問わず、できるだけその時にお返事できる事を心がけています。
分からない事があれば何でもお問合せください!