
はじめに
ダイキン製エコキュートでエラーコード「FA」が表示されると、沸き上げ運転が停止し、新たにお湯を沸かせなくなることがあります。タンク内にすでに貯まっているお湯は使用できますが、沸き上げが再開しなければ、使うたびに残湯量が減っていき、最終的にはお湯が使えなくなってしまいます。
そのため、FAエラーは日常生活への影響が大きく、早めの点検・修理が必要になるエラーです。
この記事では、ダイキン製エコキュートのFAエラーについて、エラーの意味や考えられる原因、修理費用の目安、実際の修理事例を岡山県でエコキュート修理を行うキユウトーテクノが解説します。
エラーFAの意味
ダイキン製エコキュートのエラーコードFAは、メーカーによると、「高圧圧力が上昇し過ぎたため、停止しています。」
という異常を示しています。
エコキュートは、ヒートポンプユニットで空気中の熱を利用してお湯を沸かす仕組みです。その運転中に、冷媒回路の高圧側の圧力が規定以上に上昇すると、機器を保護するために運転を停止します。
ただし、FAエラーは高圧圧力の上昇を検知したことを示すものであり、エラーコードだけで故障している部品を特定することはできません。
温度を検知するセンサーや圧力を検知する部品、ヒートポンプ内部の部品など、複数の原因が考えられるため、点検による原因の特定が必要です。
エラーFAが出たときの症状
FAエラーが表示されている間は、沸き上げ運転が停止するため、リモコンで「沸き増し」を操作しても、新たにお湯を沸かすことができません。エラーが発生するタイミングは機器の状態によって異なりますが、夜間の沸き上げ運転の前や運転中に発生することもあります。
その場合、朝起きてリモコンを確認すると、エラーが表示されたままタンクの残湯量がほとんど増えていないことがあります。
また、電源をリセットすることで一時的にエラーが消え、沸き上げ運転が再開する場合もあります。しかし、故障原因が解消されていなければ、再びエラーが発生する可能性があります。
エラーFAの主な原因
FAエラーは、高圧圧力が上昇し過ぎたことを検知して停止するエラーですが、その原因は一つではありません。関連する部品や系統には、ヒートポンプ側の温度検知サーミスタや高圧圧力を検知する部品、制御基板、冷媒回路などがあります。
このように複数の原因が考えられるため、FAエラーが表示されたからといって、特定の部品が故障していると判断することはできません。
キユウトーテクノでこれまで対応してきた修理では、ヒートポンプ側のサーミスタの不具合が原因となっていたケースが比較的多くあります。
サーミスタは、機器内部の温度を検知して制御に必要な情報を送る部品です。FAエラーが発生した際には、温度検知の数値や部品の状態を調べながら原因を判断していきます。
ただし、サーミスタ以外の部品や冷媒回路などに原因がある場合もあるため、実際の修理では機器ごとの点検が欠かせません。
エラーFAが出たときに自分で確認できること
FAエラーが表示された場合、まずはリモコンに表示されているエラーコードを確認し、正確に記録しておきましょう。ダイキン製エコキュートにはFから始まるエラーコードが複数あるため、FAなのか、別のエラーなのかを間違えないことが大切です。
また、エラーが表示されたときの状況も覚えておくと、点検時の参考になります。
いつエラーが表示されたか
お湯を沸かしている途中だったか
お湯が使える状態か
タンクの残湯量はどのくらいか
過去にも同じエラーが表示されたことがあるか
電源のリセットについては、取扱説明書に記載された方法で一度試すことで、エラーが一時的に消える場合があります。
ただし、リセット後に再びFAエラーが表示された場合や、別のエラーに変わった場合は、そのコードも記録しておきましょう。
エラーが一時的に消えても、故障が直ったとは限りません。何度もリセットを繰り返すのではなく、早めに点検を依頼することをおすすめします。
エラーFAの修理費用の目安
ダイキン公式サイトに掲載されているFAエラーの修理目安金額は、**52,000~74,000円(税込)**です。この金額は、メーカーへ直接修理を依頼した場合の目安であり、実際の修理費用は機種や故障状況、交換する部品によって異なります。
一方、キユウトーテクノで対応する場合は、故障している部品や作業内容によって費用が変わります。
例えば、ヒートポンプ側のサーミスタ交換で対応できる場合は、3万円程度で修理できるケースがあります。
ただし、制御基板など別の部品が原因の場合は、修理費用が変わることがあります。FAエラーという表示だけで正確な修理金額を判断することはできません。
まずは点検で原因を確認し、必要な修理内容と費用を把握することが大切です。
エラーFAは修理と交換、どちらがよい?
FAエラーが発生した場合でも、故障している部品によっては修理で対応できる可能性があります。例えば、ヒートポンプ側のサーミスタが原因であれば、部品の供給状況にもよりますが、部品交換によって修理できる場合があります。
実際に、キユウトーテクノでは2007年式のヒートポンプでも、新品のサーミスタ部品を確認できた実例があります。
そのため、エコキュートの年式が古いという理由だけで、修理できないと判断する必要はありません。
一方で、制御基板や冷媒回路など、修理費用が高額になる部品が原因の場合は、本体交換を検討した方がよいこともあります。
修理か交換かを判断する際には、次の点を確認することが大切です。
エコキュートの使用年数
故障している部品
新品部品の供給状況
中古部品で対応できるか
修理費用と本体交換費用の比較
キユウトーテクノでは、故障箇所や修理費用を確認したうえで、お客様のご希望も伺いながら修理・交換をご案内しています。
キユウトーテクノの修理事例|赤磐市 ダイキン EQ37LFVのFAエラー
実際にキユウトーテクノで対応した、ダイキン製エコキュートのFAエラー修理事例をご紹介します。施工地域: 岡山県赤磐市
メーカー・型式: ダイキン EQ37LFV
製造年: 2010年
エラーコード: FA
現地でリモコンのエラー表示や機器の状態、水漏れの有無を確認したところ、ヒートポンプ側のサーミスタに不具合が見つかりました。
サーミスタの異常を確認したため、FAエラーの原因と判断し、サーミスタを交換しました。
また、点検時には沸き上げ三方弁からの水漏れも確認しました。こちらはFAエラーとは別の不具合であったため、三方弁も交換しています。
今回の修理では、必要な新品部品を確保できたため、エコキュート本体を交換することなく修理で対応できました。
このように、エラーコードが一つ表示されていても、現地では複数の不具合が見つかる場合があります。エラーコードだけで判断せず、機器全体を点検することが大切です。
実際の修理内容については、以下の施工事例ページでもご紹介しています。
関連施工事例: 赤磐市 ダイキンEQ37LFV FAエラー・水漏れ修理


エラーFAについてよくある質問
Q. エラーFAが出たら、お湯は使えなくなりますか?タンク内にすでに貯まっているお湯は、通常どおり使用できます。
ただし、FAエラーによって沸き上げ運転が停止しているため、新たにお湯を沸かすことができません。残っているお湯を使い切ると、湯切れしてお湯が使えなくなります。
Q. 電源を入れ直せば直りますか?
電源をリセットすることで、一時的にエラーが消えて沸き上げ運転が再開する場合があります。
ただし、故障原因が解消されたわけではないため、再びエラーが発生する可能性があります。
一時的に復旧した場合でも、そのまま使い続けず、お湯が使えるうちに点検を依頼することをおすすめします。
Q. エラーFAの修理費用はいくらかかりますか?
FAエラーは、原因となる部品が複数考えられるため、エラーコードだけで修理費用を判断することはできません。
ダイキン公式サイトでは、FAエラーの修理目安金額は49,000~59,000円(税込)と案内されています。
一方、キユウトーテクノで対応する場合は、故障している部品や作業内容によって費用が異なります。例えば、ヒートポンプ側のサーミスタ交換で対応できる場合は、3万円程度で修理できるケースがあります。
正確な金額は、現地で点検を行ったうえでご案内します。
Q. エラーFAは修理と交換、どちらがおすすめですか?
まずは故障している部品と、修理に必要な部品が入手できるかを確認することが大切です。
新品部品が供給されていれば新品での修理を検討し、供給終了している場合は中古部品で対応できるか確認します。
また、使用年数や修理費用によっては、本体交換の方がよい場合もあります。
キユウトーテクノでは、修理と交換の両方を比較し、お客様のご希望やご予算に合わせてご案内しています。
Q. エラーFAが表示されたら、すぐに修理を依頼した方がよいですか?
FAエラーが表示されると沸き上げ運転が停止するため、タンク内のお湯がなくなると湯切れしてしまいます。
電源リセットで一時的に復旧する場合もありますが、再発する可能性があるため、早めの点検をおすすめします。
まとめ|ダイキンのFAエラーは早めの点検がおすすめ
ダイキン製エコキュートのFAエラーは、高圧圧力が上昇し過ぎたことによって沸き上げ運転が停止するエラーです。タンク内に残っているお湯は使用できますが、新たにお湯を沸かせなくなるため、放置すると湯切れにつながる可能性があります。
電源をリセットすることで一時的に復旧する場合もありますが、故障の原因が解消されていなければ、再びエラーが発生することがあります。
FAエラーは、エラーコードだけで故障部品を特定することが難しく、サーミスタや制御基板、冷媒回路など、複数の原因が考えられます。
キユウトーテクノでは、岡山県内でダイキン製をはじめとするエコキュートの点検・修理を行っています。
エラーが表示されてお湯が沸かない、電源をリセットすると一時的に復旧するなど、お困りの症状がありましたらお気軽にご相談ください。
弊社では点検のみであれば無料で行っております。
現地で状態を確認し、修理が可能かどうか、交換が必要かどうかも含めてご案内いたします。




