メーカー:ダイキン 機械型式:EQ46HFV タンク型式:TU46HFV 室外機型式:RQW60HV 年式:2007年式
H54のエラーは三方弁と言われる部品のエラーとなります。
三方弁はタンク側に付いており、お湯を沸かす為には大切な部品となっている為、H54の警報が出ているとお湯が沸きません。
三方弁も修理頻度はかなり多く壊れやすい部品です。
壊れやすいのは理由があり、室外機で高温に沸いたお湯が三方弁の中を大量に通るからです。
単純に三方弁のモーター部に異常があり、エラーが出る時もあれば、部品内部のOリングが熱で溶けて水漏れが起きてエラーが出る事もあります。
今回のエコキュートでは水が漏れており、部品の周りには大量のシリカが付着していました。
こうなってくると部品の交換しか手段がありません。
ですが、この2007年式のダイキンエコキュートの三方弁は既にメーカーの新品在庫はなくなっています。
本来ならメーカー在庫がない時点で修理不可となり、機械を入れ替える事しか手段はありません。
ただ、弊社では数多くの中古部品をストックしており、今回も中古部品での修理で対応する事ができました。
機械の入替をせずに済んだので、お客様にはとても喜ばれました。
ただ今年に限ってはエコキュートを入替ると国から補助金が支給される為、修理で直すという事が100%お得かと言われるとそうではありません。
お客様には補助金が出るという説明をし、「入替と修理どちらがお得なのか」という事も全部お伝えします。
ただ、エコキュートの入替となると平均的に40~50万円程度のお金が必要となってくる為、入替の方がお得だと分かっていても修理で直したいという方もいらっしゃいます。
弊社では最終的にはお客様が決断された事になるべく協力をさせていただいております。
メーカーが部品がないと言えば中古や代わりに使える部品を探して修理します。
各メーカーや業者に相談して、もしダメだった時でも一度弊社にお問合せをしてみてください。
まだ使いたいエコキュートが直るかもしれません。