メーカー:ダイキン 機械型式:EQ37KFV タンク型式:TU37KFV 室外機型式:RQW45KV 年式:2009年式
シャワーのお湯が安定しないという依頼はよくあります。
お湯の機械であるエコキュートで何か不具合があるのではないか、という事でよく問い合わせが入ります。
その中でエコキュートの不具合が原因でシャワーのお湯が安定しないという事もあるのですが、シャワーのお湯が安定しないという言葉を聞いただけでは原因がエコキュートの不具合とは言い切れません。
そこでよく聞き返すのが、台所や洗面台ではお湯の調子です。
基本的にシャワーと台所と洗面台は一緒の経路でお湯がエコキュートから給湯されています。
つまりシャワーのお湯だけ調子が悪く、他の台所や洗面台では通常通りお湯が出ている状況だと不具合を起こしているのはエコキュートではなく、シャワーカラン自体なのです。
特にその場合はリモコンにエラー表示はない状態なので、エラーなしでシャワーだけお湯が安定しないとなると機械側に問題はないパターンが多いです。
今回もそのような話のやり取りがあり、現地に訪問した所やはり浴室カランが原因でした。
浴室カランは後日交換する事になりました。
せっかく来たので、機械全体の点検も実施しました。
するとタンクの下カバーを開けた所の配管から水漏れを発見。
この配管は室外機とタンクとを結んでる配管です。
計2本ありますが、片方は水、片方はお湯が通ります。
特にお湯側の劣化が激しくなるので、長期間使用している家では漏れている事があります。
現時点では湿っている程度でしたが、漏れが激しくなると配管自体が裂けてしまい、タンクのお湯が逃げてお湯の使用ができなくなってしまいます。
早めに配管を交換する事を提案させていただき、後日に配管を交換しました。
水漏れが少量だと配管の断熱材に吸水されて気付く事ができません。
タンクの下のカバーを外す事で早めに発見でき、最低限の修理代で済みます。
ご使用されてから5年程経過されているのであれば、まずは点検を実施してあげてください。




